ウェディング装花・装飾
過去に手がけた挙式、披露宴、パーティーの装花・装飾例のご紹介
2012.1.28 披露宴 原宿
ジュエリーデザイナーをされているご新婦さま。細部に至るまで非常にこだわりを持って結婚式の準備に取り組んでいらっしゃいました。
特にお花の装飾には力を入れていて、会場の決め手になったのも、「お花がより映えるから」ということでした。
ご新婦さまのお花の装飾イメージは、「霧に包まれた森の世界」。独特の世界観でした。お花の種類でいうと、バラやチューリップ、スイートピーといったポピュラーなものではなく、エアプランツやアンティークアジサイ、朽木など枯れたような素材を使ってニュアンスカラーでまとめたもの、ということです。これに、ご新婦さま自らがデザインされた黒のバルーンタイプのドレスを身に纏い、ヘッドドレスも手作りで大きな羽根を着けるとのことでした。
通常の場合であれば、一回のお打ち合わせでデザインからお見積もりまで全て決まってしまうのですが、このケースに及んではお時間を下さるよう私の方からお願いいたしました。
さて、花材の調達です。エアプランツ、アンティークアジサイ、朽木など高価な花材が並びました。
お客さまのイメージした世界観をそのまま実現しようとするとご予算オーバーになってしまいます。そこで私は、朽木を山へ行ってかき集めてくることにし、通常はすべて買取いただくものも一部の装飾品に関してはレンタルという形にして、お客さまのご負担を少しでも軽減する提案をすることにしました。
これらのことと、デザインのサンプルイメージを持って2度目のお打ち合わせに臨み、無事合意に至ることができました。
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